シリーズ学術出版を学ぶ(31)- S2Oモデルによる持続可能なOAジャーナル出版に向けて ~BioOneとUniBioジャーナルの挑戦~

2024/01/26

日時:2024年2月22日(木)13:30- 15:00

場所:zoomによる配信

参加申し込みのためのURL:

https://docs.google.com/forms/d/1Hp51VNvUu-OXdGuPeSN3TIlcF69uhJoatNjjexmTRRs/

申し込み締切:2月21日(水)正午

なお、自動で受付メールは送信されません。追ってご参加を御受けした旨、お知らせします。 

概要

 今、学術ジャーナルを購読料モデルからAPCによるオープンアクセス出版モデルへと転換させようという動きが急速に進展しつつあります。一方、APCに依らないOA化のモデルも幾つか提案されており、S2O(Subscribe to Open:オープンを購読する)もそのひとつです。これは、購読という従来の仕組みを維持したまま、ジャーナルをOAにするためのモデルです。

 今回のセミナーでは、まず、UniBio Pressの20年の歴史を概観しつつ、米国SPARCの支援で創設されたBioOneに参画する日本の学会誌の状況について説明いたします。続いて、S2Oとは何か、また、2026年から始まる予定のBioOneのS2Oパイロットについてお話しさせていただきます。

 以上を踏まえ、学会ジャーナルの持続的なOA出版は可能なのか、という問題について皆様と一緒に考えたいと存じます。

講演

講演者:
 永井 裕子(特定非営利活動法人 UniBio Press代表)

タイトル:
  S2Oモデルによる持続可能なOAジャーナル出版に向けて~BioOneとUniBioジャーナルの挑戦~