シリーズ学術出版を学ぶ(30)- 研究のライフサイクルと研究コミュニティ(仮題)

2023/12/13

日時:2024年1月18日(木)13:30- 15:00

場所:zoomによる配信

参加申し込みのためのURL 1月17日(水)正午締切

https://docs.google.com/forms/d/1RLa0t2_ftB9pw-f5ERtVvKfVU9VidNuzBXKKfctaWZI/

なお、自動で受付メールは送信されません。追ってご参加を御受けした旨、お知らせします。 

概要

 この20年間、オープンアクセスは学術情報に関わる研究者、学会、図書館にとって、常に最重要の課題でありました。昨今、いわゆる転換契約(TA: Transformative Agreements)の世界的な普及により、APCによるゴールドOAが急速に進展しております。また、いくつかの分野においては、プレプリントによる研究成果の早期公開が当たり前のことになりつつあります。さらに、オープンサイエンスの進展に伴い、論文のみならず、論文の根拠となった研究データの共有が義務付けられつつあります。こうした中、我が国では、2023年10月19日に、内閣府より『公的資金による学術論文等のオープンアクセスの実現に向けた基本的な考え方』(案)が示されました。
 さて、今回のセミナーでは、京都大学工学研究科の教授であられる引原隆士先生より「研究のライフサイクルと研究コミュニティ」と題したご講演を賜ります。引原先生は、前京都大学図書館機構長および附属図書館長であり、現在は京都大学理事(情報基盤,図書館担当),副学長を務められておりますが、この度は一研究者としてのお立場から、オープンアクセスをめぐるさまざまな動向も踏まえつつ、今後の学術情報流通の在り方についてお話しいただきます。
 本セミナーが、研究者にとって最適な学術情報流通の仕組みとは何かをあらためて考える機会となれば、主催者として望外の幸せです。研究者、学会および図書館の関係者をはじめとして、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

講演

講演者:
 引原 隆士 氏(京都大学工学研究科・教授)

タイトル:
 「研究のライフサイクルと研究コミュニティ(仮題)」