Japan Open Science Summit2025 参加報告
2025/08/11
ScholAgoraは、6月27日(金)国立情報学研究所で開催されたJapan Open Science Summitに参加、朝9時からのセッションを開催しました。
タイトルは、「オープンサイエンス時代の研究振興および研究基盤整備のための資金調達の在り方」でした。最終参加登録者数は405名、オンタイムでは現地参加・オンラインを合わせ130名ほどの参加を頂きました。朝早くからのセッションでありましたが、皆様に関心をもって頂き、ありがたいことでした。
Open Scienceは第一には、研究という場における研究成果のより広い公開により、研究をさらに進展させるという意味があると考えます。が、一方では我が国においては、Open Accessが叫ばれてからのこの20年、日本語を母語とする多くの納税者、そこには、科学に興味を持たれている方々がおられることを踏まえても、研究者による、日本語での研究成果の公開という話を聞く機会は、私は、なかったように思います。
クラウドファンディングは、研究を進めるための資金獲得であるため、成果を日本語でということには最初にはならないものの、資金獲得後は、ファンディングをされた方々と研究者の間には、なんらかのコミュニケーションが生ずるように思われ、それは、国のいう納税者のための、という説明にふさわしいOpen Scienceのひとつだと考えます。
皆様はどのようにお考えでしょうか?
Open Scienceへと舵を取っている学術情報世界でありますが、今後も、できるだけ多くの皆様と考えを述べあい、そしてまた「考える場を創生」していきたいと考えています。
(永井)
「Japan Open Science Summit 2025」 ScholAgoraセッション詳細
日時:2025年6月27日(金) 9:00〜10:30
タイトル:「オープンサイエンス時代の研究振興および研究基盤整備のための資金調達の在り方」
趣旨説明及び司会:
永井 裕子(NPO法人 ScholAgora 代表)
登壇者(登壇順):
柴藤 亮介(アカデミスト株式会社 代表取締役CEO)
「研究資金に多様な選択肢を — 学術系クラウドファンディングと研究エコシステムの未来」 PDF
神田 真司(東京大学 大気海洋研究所 海洋生命科学部門)
「オープンサイエンスが基礎生物学の研究室に与えるもの」 PDF
動画:JOSS事務局提供(2026/6/20まで公開:冒頭より約90分間)
https://www.youtube.com/live/9V_KN0AQjko