6月2日(火) ScholAgora第15回セミナー「EMS Pressのオープンアクセスの取り組み:S2OからL2Oへ—展開と展望」

2026/05/14

バランスの良いコスト(人,お金,システム)を伴う持続可能な出版モデルの模索は,学術コミュニケーションにとって常に大きな課題です。
このたび, 欧州数学会(EMS)の非営利出版部門であるEMS Press が新たなオープンアクセスモデル 「Launch to Open(L2O)」 を立ち上げる,ついてはScholAgoraセミナーでご関心のある方にも広く話を聞いていただいてはどうか,というご提案をいただきました。
ご提案者の武智氏(KGL ACCUCOMS,ScholAgora会員)のご協力のもと,標記セミナーを開催いたします。

なお,長らく学術情報流通にかかわられていた方に,逐次通訳をお願いしております(通訳ご専門の方ではありません)。


みなさまのご参加をお待ちしております。


タイトル:
EMS Pressのオープンアクセスの取り組み:S2OからL2Oへ—展開と展望

日時:2026年6月2日 16:00~17:30

講演者:
Laura F. Simonite (Ms.)
Head of Business Development
European Mathematical Society Publishing House (EMS Press)
https://ems.press/

場所:オンライン
料金:無料


申込:以下からお申し込みください。
https://peatix.com/event/5006513/

要旨:
欧州数学会(EMS)の非営利出版部門であるEMS Pressは、現在、査読付き学術誌20誌以上および250点を超える書籍を刊行し、世界の数学研究コミュニティの発展を支えています。
研究者にとってAPCが大きな障壁となっている現状に対応するため、EMS Pressは、公平かつ持続可能なオープンアクセスを実現するための先進的な取り組みを進めてきました。
2021年には、継続的な購読支援を基盤としてOAへの移行を可能にする「Subscribe to Open(S2O)」モデルを導入し、2024年にはすべての学術誌を完全なオープンアクセスへと転換することに成功しました。

本ウェビナーでは、EMS Pressのビジネス開発責任者であるLaura F. Simonite氏をお迎えし、オープンアクセス実現までの歩みを振り返るとともに、新たなモデル「Launch to Open(L2O)」をご紹介いただきます。
L2Oは、新規ジャーナルや書籍シリーズの立ち上げ段階において、図書館や研究機関からの事前コミットメントにより初期出版費用を分担し、開始時からのオープンアクセス実現を目指すものです。
また、公平で持続可能な学術コミュニケーションを支えるEMS Pressの幅広い取り組みについても解説いただきます。

開催協力:KGL ACCUCOMS