7月2日(木) ScholAgora第17回セミナー「MDPIをめぐる議論をどう理解するか──オープンアクセス出版・査読の実態」
今回は,オープンアクセス出版社,MDPI社のお話を伺います。
毀誉褒貶に富む様々な話題に挙がるMDPI社の実情を中心に,現在のジャーナルの出版プロセスにかかる課題,
出版事業の持続可能性などの観点からもお話しいただきます。
タイトル:「MDPIをめぐる議論をどう理解するか──オープンアクセス出版・査読の実態」
日時: 2026年7月2日(木) 13:30-15:00
講演者
山本 泉 氏(MDPI Japan Office Manager)
概要
場所:オンライン
料金:無料
申込先:(要事前申し込み)
https://peatix.com/event/5038421
MDPI社に関するご質問を事前に受け付けます。お申し込み時にご記入ください。
なおご質問の受付は6月25日(木)までとなりますので,お早めのお申し込みをお願いいたします。
(質問なしのお申し込みは直前までお受けしております)
「セミナー運営応援」チケットは,今後もセミナーを継続的に運営するにあたり設けさせていただいているものです。
可能な範囲でお力添えをいただければ幸甚に存じます。
要旨
近年、MDPIは世界的に論文出版数を増やす一方で、「査読が早すぎる」「特集号が多い」といった批判的な議論の対象
となることも少なくありません。研究者の間でも、「投稿は避けるべき」とする声がある一方、実際に活用している
研究者からは異なる評価も聞かれます。
本セミナーでは、MDPI Japanの立場から、外部からは見えにくい編集・査読・出版の実態について、できる限り具体的に紹介します。
査読の迅速性は、どのような編集体制によって支えられているのか。APCは何に使われているのか。なぜMDPIは大量の
論文を処理できるのか。また、論文の長期的なアクセス保証や、出版社としての持続可能性はどのように担保されているのか。
加えて、MDPIの特徴や得意とする研究分野を踏まえながら、実際の研究現場でどのように活用できるのか、
また投稿先として選ぶ際に意識したいポイントについても紹介します。
「良い/悪い」という単純な二項対立ではなく、急速に変化するオープンアクセス出版の現状を理解し、図書館・研究支援部門
としてどのように向き合うべきかを考える機会となれば幸いです。